はじめに
当サイトは、海外に住んでいるが故に、しょうがなく海外FXを使い始めた管理人ならではの目線で海外FX業者を解説しています。
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このサイトを訪れた方は、FXの基本的な知識を既に持っていると思います。
ですので、スプレッドとは、ピップスってなあに、、といったFX初心者向けの説明は一旦省きます。
このページでは、海外FX業者の特徴、国内業者との違い、気になる噂などについて、私の目線を交えながら説明します。
先に長く海外に住む私の意見を言いますと、日本の業者がむしろ異質です。
海外FX業者の方が、世界の中ではスタンダードです。
でははじめていきましょう。
海外FX業者の定義
日本国外でライセンス登録を行っている業者をいいます。
逆に言うと、日本の金融庁の認可を受けていません。
日本の金融庁の認可を受けていない=違法だ、と言う方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。
海外FX業者の特徴を活かすためにあえて認可を得ていない、と言っていいと思います。
これについては後述します。
海外FX業者の特徴
- 高いレバレッジ
- ゼロカットの仕組み
- 豪華なボーナス
主には以上が挙げられます。
また、日本のように規制でガチガチではありませんので、各社さまざまな特徴を出してきています。
ある程度の枠組みの中で、より魅力的なブローカーになるよう工夫できる余地が大きいのが、海外FX業者です。
順番に見ていきましょう。
高いレバレッジ
500倍は普通、すごいところだと1000倍以上とか、あります。
たとえば、私がメインで利用しているXM(XM Trading)は最大888倍です。
国内業者は最大25倍です。
これは金融庁により規制されており、国内業者は25倍を超えるレバレッジは提供できません。
10万円の証拠金だと、国内業者では最大250万円分の取引しかできません。
海外FX業者だと、レバレッジ500倍なら5000万円分の取引ができます。
1000倍なら、1億円。
同じロットを取引するなら、レバレッジが高い方が少ない資金で済みます。
同じ資金なら、より大きな利益を狙えるということ。
良く聞かれるのが、レバレッジ高いとそれだけ大きな利益を得られるのはわかるけど、逆にそれだけ大きな損失を出すリスクがあるってことでしょ?と。
いえいえ、そうではありません。
同じロットを取引するなら、リスクは同じです。
さらに、そのリスクを軽減してくれるのが、ゼロカットの仕組みです。
ゼロカットの仕組み
いわゆる、追証無しの仕組みです。
巷で紹介されている海外FX業者のほぼすべてが、ゼロカットシステムを採用しています。
保有しているポジションに対して相場が大きく逆に動き、口座残高がマイナスになって強制ロスカットにあったとしても、マイナス分を請求されることなくゼロに戻してくれる仕組みです。
日本では、金融庁管轄下にある金融商品取引法という法律で、ゼロカットの提供が明確に禁止されています。
ですので、日本の国内業者はゼロカットシステムの提供ができません。
日本だったら、追証の入金が必要です。
逃げられません。絶対に。
実際私も2度ほど口座をマイナスにしたことがありますが、本当にゼロにリセットされました。これは、精神的にもとても大きい。
※2020年9月追記:3回目やらかしました
ハイレバレッジとゼロカットを上手に利用すれば、リスクを軽減させながらも大きな利益が狙えます。
例えば100万円の資金がある場合、100万円全額使って大きなロットの取引をするより、30万円ずつに分けてそこそこの取引をした方が、いいです。
仮にロスカットにあってしまいゼロカットになったとしても、あと2回チャレンジできます。
日本の業者なら、100万円全額失うだけでなく、追証を支払う必要があります。
ゼロカットについては、実際に私がゼロカットにあった話を別記事「XMのゼロカットに救われた話」にまとめています。
この中で、いかにリスクを抑えながら運用していくか、その考え方やおすすめの運用方法についても触れています。
豪華なボーナス
これは、採用しているところとしていないところがあります。
また採用しているところも、様々なバリエーションがあります。額もルールもさまざまです。
個人的には、これを活用しない手は無いと思います。
ボーナスには大きく2種類あります。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
口座開設ボーナスは、その名の通り、開設するだけでもらえるボーナス。未入金ボーナスと呼ばれたりもします。
入金せずとも、実トレードができてしまいます。
入金ボーナスは、入金のたびに何%かのボーナスがもらえる仕組み。
例えば100%入金ボーナスだと、10万円入金すると20万円になります。
両方とも、ボーナス自体の出金はできませんが、実際の取引に使えます。
これで得られた利益は、出金できます。
ですので、こういったボーナス制度をうまく利用することで、実際の入金額以上に取引を行う機会が増え、結果的に利益を得る可能性を高めることができます。
ボーナスは、海外FX各社により特徴があります。
ボーナスを提供していない海外FX業者もいます。
ボーナスについては別記事「海外FXボーナスまとめ 各社のボーナスを徹底比較! ランキング形式で紹介!」で、そのボーナスの仕組や各社の特徴、おすすめをランキング形式で紹介していますので、是非ご覧ください。
国内業者との違い
もうおわかりと思いますが、金融庁の規制配下にあるかどうか、が一番の違いです。
レバレッジについては、日本の業者は最大25倍です。これは金融庁が決めています。
また、ゼロカットシステムも、金融庁の規制により日本の業者は提供が禁止されています。
金融庁の言い分としては、投資家保護、ですが、海外に住んでいると本当にそうなのかな、と思ったりします。
そもそも、すべての投資はリスクを伴います。
そのリスクは、投資家が負っているはずです。
そのリスクを上手にコントロールし、お金を増やすのが投資家です。
規制でガチガチだと、我々投資家がとりうるリスク対策にも制約が出ます。
余談ですが、日本の株式市場もある意味異質です。
日本ではストップ高、ストップ安というのがありますが、主要な海外の市場にはありません(NY、NASDAQ、ロンドン、香港、いずれもありません)。
これって本当に投資家保護でしょうか?
むしろ企業(証券会社や株式会社)を守っているように見えてしまいます。
国内業者との違い、海外FXは違法なのか?については、別記事「海外FX業者ってなんだか怪しい!? 違法?? 国内FX業者と徹底比較してわかった、海外FXのメリット・デメリットとは?」にまとめています。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本のFX業者だけが特殊なのか?
日本並みにFXに関する規制が厳しい国をご存知ですか?
それはアメリカです。
アメリカにはドッド・フランク法という法律があります。日本でいう金融商品取引法のような法律です。
リーマンショックに端を発する金融機関の破綻問題から、2011年に施行されました。この法律により、FX業者は以下のような対応が義務づけられました。
- レバレッジ制限(最大50倍)
- 顧客資産の分離
- 最低2,000万ドル(20億円)以上の資本金の準備
日本の国内業者みたいですね。
また加えて、アメリカには「マネー・ローンダリング禁止法」があり、万が一顧客からの預かり資金が制裁対象国に流れてしまうようなことがあると、アメリカからものすごい額の制裁金が課せられてしまいます。
2014年にはフランスのBNPパリバ銀行が、イランと取引を行っていたことから、89億ドル(約9,000億円)の制裁金を課せられました。
こういった事業上のリスクを考え、ほとんどの海外FX業者は2011年以降、アメリカの市場から撤退しています。
逆に言うと、世界中でも日本とアメリカだけがFXの規制がものすごく厳しいのです。
日本人が利用可能な海外FX業者は、私が実際に使ってみておすすめできる業者についてこのブログで紹介しています。
ですがこれらのブローカーはすべて、アメリカ居住者を受け入れていません。
アメリカ居住者を受け入れるFX業者はもっと限られてきます。
英語記事ですが、そのあたりについては別記事「Forex Brokers that Accept US Residents and US Citizens」にまとめています。
この記事は実際、米国に住む(と思われる)人からのアクセスがとても多いです。
海外FX業者は違法なのか?
頭ごなしに違法である、とは言えません。
少なくとも、口座開設する我々トレーダーが罰せられることはありません。
ですが、選ぶ基準として、最低限、金融ライセンスを取得している業者を選んだ方がいいと思います。
あと、出金申請したけど拒否されたとか、サーバがダウンして決済できなかった、などといった噂もよく聞きます。
これは噂レベルのものもありますので、最終的には自分で判断するしかないです。
が、少なくとも悪い噂ばかりでそれを打ち消すような良い話が一切無いような業者は避けた方が良いでしょう。
海外FX業者の選び方
私の目線ですが、以下を重視します。
- 金融ライセンスを取得していること
- ゼロカットシステムを採用していること
- ボーナスが充実していること
- 日本語サポートがあること
金融ライセンス、ゼロカットシステムは最低条件です。
これらに加えて、取り扱いの金融商品や手数料、入出金のしやすさ、などの観点を加えて選定すれば良いと思います。
日本語サポートについては、無い業者もあります。
もしあなたが英語(や他の言語)が堪能であったとしても、いざというときのために日本語サポートはあったほうがいいです。
何しろ、しっかりした日本語サポート体制があるということは、日本をマーケットとして重視している、ということです。
日本語版のウェブサイトすら無いような業者は、よほど慣れた方や、私のようにそもそも海外に住んでるような人以外はやめておいたほうがいいです。
海外FX業者比較、おすすめ
私が海外に住み始めた頃に色々と調べまくった内容や、最近の動向などを踏まえ、候補となりそうな海外FX業者について、別記事「海外FX業者の評価とランキング、管理者のおすすめは?」にまとめてみました。
また、特に初心者の方に向けた、海外FXを選ぶ基準とその理由、またその基準から私がおすすめできる海外FXを別記事「【初心者必見】海外FX業者の選び方と、初心者におすすめの業者を紹介」にまとめています。
これらも是非ご覧ください。
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