Tradeviewの口座タイプを徹底比較! おすすめの口座種類は

Tradeview

Tradeview(トレードビュー)の口座タイプを紹介します。

Tradeviewは2004年創業で、海外FX界隈では老舗の部類に入りますが、日本語サービスの開始が2016年とまだ比較的歴史が浅く、日本での知名度は低めです。

ですが、海外ではとても有名で評価の高いブローカーです。

Tradeviewは全部で4種類の口座タイプを用意しています。

このうち、X LeverageとILCについてはそれぞれ取引プラットフォームにMT4かMT5を選択できるのですが、MT4とMT5で取引条件が違いますので、分けて説明します。

従って、実質6種類の口座タイプがあることになります。

Tradeviewの口座種類
  • X Leverage(エックスレバレッジ)口座(MT4)
  • X Leverage(エックスレバレッジ)口座(MT5)
  • ILC口座(MT4)
  • ILC口座(MT5)
  • Cトレーダー口座
  • バイキング口座

Tradeviewの口座は、それぞれのスペックが随分違います。

他の海外FXでは、複数の口座タイプを提供していたとしても、レバレッジや手数料が少し違ったりするだけなので、選ぶのにそれほど迷わないのですが、Tradeviewはそうではありません。ほんとに随分違います。

ですので、はじめてTradeviewで口座開設する方は迷ってしまうと思います。


この記事では、それぞれの口座種類をスペックやトレード条件などで徹底比較した上で、口座タイプ別の特徴や注意点を明確にし、どの口座がどういうトレーダーに向いているのか、丁寧に解説していきます。

この記事はこんな方におすすめ!
  • Tradeviewのそれぞれの口座タイプの特徴を知りたい
  • 口座タイプ毎の主な違いや注意点を知りたい
  • 自分がどの口座タイプに向いているかわからない

Tradeview(トレードビュー)の口座タイプの種類とスペックを一覧で比較

まず、Tradeviewが提供している口座タイプを比較してみましょう。

特にポイントとなりそうな箇所の色を変えてあります。

どんなスペックや条件に違いがあるのか、まずはざっと確認してみましょう。

こうやって見てみると、随分違うのがわかります。

一覧は2つに分けてきます。

口座スペックと、それぞれの口座タイプでトレード可能な商品の一覧です。

口座スペックX Leverage
(MT4)
X Leverage
(MT5)
ILC
(MT4)
ILC
(MT5)
Cトレーダーバイキング
注文方式STPSTPECNECNECNSTP
取引プラットフォームMT4MT5MT4MT5cTraderCurrenex
口座通貨USD, EUR, JPY, GBPUSD, EUR, JPY, GBPUSD, EUR, JPY, GBPUSD, EUR, JPY, GBPUSD, EUR, JPY, GBPUSD, EUR, JPY, GBP
取引単位1ロット=100,000通貨1ロット=100,000通貨1ロット=100,000通貨1ロット=100,000通貨1ロット=100,000通貨1ロット=100,000通貨
最小取引単位0.01ロット0.1ロット0.01ロット0.1ロット0.01ロット0.1ロット
最大レバレッジ1:5001:1001:2001:1001:4001:400
マージンコールなしなしなしなしなしなし
ロスカットレベル100%100%100%100%100%100%
ゼロカット適用、追証なし
最低スプレッド1.6pips~1.6pips~0.0pips~0.0pips~0.0pips~0.0pips~
取引手数料無料無料往復$5/ロット往復$5/ロット往復$5/ロット往復$6/ロット
最大取引ロット75ロット/ポジション75ロット/ポジション75ロット/ポジション75ロット/ポジション75ロット/ポジション75ロット/ポジション
最大保有ポジション200ポジション200ポジション200ポジション200ポジション200ポジション200ポジション
最低入金額$100$100$1,000$1,000$1,000$1,000
EA(自動売買)利用
スキャルピング
ストップレベル0.0pips0.0pips0.0pips0.0pips0.0pips0.0pips
取引可否X Leverage
(MT4)
X Leverage
(MT5)
ILC
(MT4)
ILC
(MT5)
Cトレーダーバイキング
通貨ペア
メタル
株価指数××
エネルギー××
仮想通貨×

Tradeview(トレードビュー) それぞれの口座タイプの特徴

それぞれの口座タイプの主な特徴を簡潔に説明します。

TradeviewのX Leverage口座(MT4)

TradeviewのX Leverage(エックスレバレッジ)口座のMT4版です。

X Leverage口座はSTP方式で、他社だとスタンダード口座と呼ばれているような口座です。

Tradeviewの中では、このX Leverage口座のMT4版が、最もオーソドックスな取引条件です。

最大レバレッジは500倍、全ての銘柄がトレードできます。

TradeviewのX Leverage口座はMT4、MT5ともに、最低入金額が100ドルとなっており、少ない証拠金からトレードを開始することができます。
他の口座は1000ドルです。

TradeviewのX Leverage口座(MT4)は
こんなトレーダーにおすすめ
  • 少ない証拠金で始めたい
  • メジャーなMT4を使いたい
  • 全ての通貨ペアやCFD、仮想通貨をトレードしたい

TradeviewのX Leverage口座(MT5)

X Leverage口座のMT5版です。

MT4版との違いは、取引ロット最大レバレッジです。

最小取引ロットは0.1ロットとなっています。

これは初心者トレーダーには少し大きいロットかもしれません。
そのため、最大レバレッジは100倍に抑えられています。

その他の取引条件はX Leverage口座(MT4)と変わりませんので、どうしてもMT4でなくてMT5が使いたいトレーダー以外は、MT4版を選んだ方がいいと思います。

TradeviewのX Leverage口座(MT5)は
こんなトレーダーにおすすめ
  • 少ない証拠金で始めたい
  • レバレッジは低めでも良い
  • どうしてもMT5が使いたい
  • 全ての通貨ペアやCFD、仮想通貨をトレードしたい

TradeviewのILC口座(MT4)

ILC口座のMT4版です。

なお、ILCはInnovative Liquidity Connectorの略で、直訳すると「革新的な流動性のコネクター」です。
ややこしいのでILCで覚えましょう。

ILC口座はECN方式の口座で、取引手数料がかかります。

取引手数料は1ロットあたり往復5ドル。業界最安レベルです。

また最低スプレッドもゼロpipsですので、とにかく取引コストを抑えたいトレーダーにはおすすめできる口座です。

注意点としては、最大レバレッジが低めなこと。

ILC口座のMT4版は、1:200のレバレッジとなっています。

また最低入金額は1000ドル(10万円相当)と、少々高めに設定されています。

ある程度資金に余裕があり、かつ高頻度にトレードするのでできるだけ手数料を抑えたいトレーダーに向いている口座タイプです。

TradeviewのILC口座(MT4)は
こんなトレーダーにおすすめ
  • レバレッジは低めでも良い
  • メジャーなMT4を使いたい
  • 全ての通貨ペアやCFD、仮想通貨をトレードしたい
  • スキャルピングなどの高頻度トレーダー
  • 資金にある程度余裕がある

TradeviewのILC口座(MT5)

ILC口座のMT5版です。

X Leverage口座と同様、ICL口座のMT4版との違いは、取引ロット最大レバレッジです。

最小取引単位は0.1ロット最大レバレッジは100倍に抑えられています。

その他の取引条件はILC口座(MT4)と変わりませんので、どうしてもMT4でなくてMT5が使いたいトレーダー以外は、MT4版を選んだ方がいいと思います。

TradeviewのILC口座(MT5)は
こんなトレーダーにおすすめ
  • レバレッジは低めでも良い
  • どうしてもMT5が使いたい
  • 全ての通貨ペアやCFD、仮想通貨をトレードしたい
  • スキャルピングなどの高頻度トレーダー
  • 資金にある程度余裕がある

TradeviewのCトレーダー口座

TradeviewのCトレーダー口座は、ECN方式の口座タイプです。

最大の特徴は、取引ツールがcTrader専用であること。

cTraderは高性能取引ツールとして一部のトレーダーには大変人気があります。AXIORYでもcTraderを採用していますね。

ただ、MT4やMT5のように、EA(自動売買ツール)やカスタムインジケーターが使えないのが難点です。

取引条件については、ILC口座に似ています。

ECN口座ですので取引手数料がかかりますが、Cトレーダー口座も1ロットあたり往復5ドル。とても安いです。

注意点としては、取引できる銘柄に制約があります。

CFDのうち、株価指数とエネルギーのトレードができません

通貨ペアと、メタル系CFD、仮想通貨のトレードは可能です。

TradeviewのCトレーダー口座は
こんなトレーダーにおすすめ
  • cTraderを使いたい
  • MT4/MT5のEAツールやインジケータは使わない
  • 安い手数料でECN口座を使いたい
  • 株価指数、エネルギーはトレードできなくて構わない

Tradeviewのバイキング口座

Tradeviewのバイキング口座は、ECN方式の口座タイプです。

こちらもCトレーダーと同様、MT4、MT5が使えません。

バイキング口座の取引ツールはCurrenexです。

これはCurrenex社が提供するツールで、プロトレーダー、機関投資家向けに開発されたツールです。

取引条件はILCやCトレーダーに似ていますが、バイキング口座の最小取引単位は0.1ロット、最大レバレッジは400倍です。

ECN口座ですので取引手数料が取られますが、バイキング口座は1ロットあたり往復6ドルです。

ILCやCトレーダーは5ドルですので1ドル高いです。

また、取引銘柄にも制約があり、通貨ペアとメタルCFDしかトレードできません。

ですので、どうしてもCurrenexが使いたいトレーダー以外にはあまりおすすめできません。

Tradeviewのバイキング口座は
こんなトレーダーにおすすめ
  • Currenexを使いたい

Tradeview(トレードビュー)の全ての口座タイプに共通の条件

その他、全口座タイプで共通のスペックのうち、主要なものを紹介します。

Tradeviewの取引プラットフォーム

Tradeviewは口座タイプにより、MT4、MT5、cTrader、Currenexが選択可能です。

メジャーなMT4やMT5が使いたい場合は、X Leverage口座かILC口座を選択してください。

Tradeviewのロスカットレベル

ロスカットレベルは100%と、海外FXにしては保守的です。
マージン・コールはありません。

Tradeviewのゼロカットシステム

ゼロカットシステムは全口座タイプに適用されます。
もちろん、追証なし、借金なしです。

TradeviewでEA(自動売買)は利用可能か

利用可能です。
Tradeviewでは、EA(自動売買)ツールの利用に特に制約はありません。

但し、MT4、MT5のみで利用可能ですので、EA(自動売買)ツールを使いたい場合は、X Leverage口座かILC口座を開設してください。

Tradeviewでスキャルピングは可能か

Tradeviewではスキャルピングを禁止していません。
むしろ、スキャルピングに向いています。

ストップレベルはほとんどの銘柄で0.0pipsです。

細かい値幅で利益をコツコツ積み重ねるスキャルピングにとても向いています。


Tradeviewのストップレベルについては別記事「Tradeviewのストップレベル スキャルピングや注文時の制約について」に詳しくまとめてありますので、そちらもご覧ください。

Tradeviewのストップレベルについて | スキャルピングや注文時の制約について
Tradeview(トレードビュー)のストップレベルについて解説します。ストップレベルが広すぎると、スキャルピングなど細かい値動きで利益を狙いにいくトレーダーには不利になります。ストップレベルはFXのトレードにおいて重要な要素になりますので

Tradeview(トレードビュー)のおすすめの口座タイプは

トレードスタイルや求める条件により選択すべき口座タイプが変わります。

もし迷ったら、以下いずれかにしておけば良いと思います。

おすすめ口座タイプどんな方向け?おすすめ理由
X Leverage(MT4)・少ない資金からスタートしたい
・小ロットでトレードしたい
・最低入金額が$100~
・0.01ロットからトレード可能
・最大500倍のレバレッジ
ILC(MT4)・ある程度資金が用意できる
・とにかく手数料を抑えたい
・高頻度でトレードする
・0.01ロットからトレード可能
・取引手数料が業界最安(片道$2.5)
・スプレッドが狭い

Tradeviewでは合計5つまで口座の追加が可能です。

まずX Leverage等で口座を作成してみて、少しトレードに慣れて他の口座タイプを試してみたくなったら、口座を追加で作成すれば良いと思います。

TradeView(トレードビュー)に口座開設してみよう

Tradeviewの口座開設手順はとても簡単です。
無料で開設できます。

Tradeviewのトップページへ

以下のボタンをクリックすると、別タブで口座開設フォームが開きます。
クリックし、以下の手順に従ってください。

\3分で完了!/
Tradeview口座開設してみる

もしくは、Tradeviewの公式サイトから新規口座開設するをクリックします。

個人口座を選択

個人口座申請

口座タイプ、取引プラットフォーム、口座通貨を選択します。

前述のとおり、口座タイプは以下いずれかがオススメです。
口座通過は迷ったら日本円で良いと思います。

おすすめ口座タイプどんな方向け?おすすめ理由
X Leverage(MT4)・少ない資金からスタートしたい
・小ロットでトレードしたい
・最低入金額が$100~
・0.01ロットからトレード可能
・最大500倍のレバレッジ
ILC(MT4)・ある程度資金が用意できる
・とにかく手数料を抑えたい
・高頻度でトレードする
・0.01ロットからトレード可能
・取引手数料が業界最安(片道$2.5)
・スプレッドが狭い

個人情報入力

氏名、住所等はすべて英数字で入力します。

パスポートは持っていなければ空白で構いません。

投資家情報、投資経験

米国市民権に関する情報は、「(C)米国市民権や永住権はありません」を選択してください。
米国居住者や米国籍の方は口座開設できません。

職業や総資産、収入源、投資経験等はだいたいで構いません。

口座管理は「ご本人が取引」を選択します。

本人確認書類のアップロード

引き続き本人確認書類をアップロードします。
画面の手順に従い、アップロードしていきます。

Tradeviewでは本人確認に以下2種類の書類の提出が必要です。
時間のある時に用意しておきましょう。
いずれもスマホの写真で大丈夫です。

本人確認書類

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

※いずれも有効期限内のもの

現住所確認書類

  • 住民票
  • クレジットカード請求書
  • 電気、ガス、水道の請求書
  • 電話、インターネットの請求書
  • 健康保険証(国民健康保険に限る)

※いずれも発行後3ヶ月以内のもの


Tradeviewのユニークなのは、署名を求められることです。
パソコンだと、画面がタッチ可能でない場合はマウスでサインするのでとてもやりにくいですが、ここは受け取りのサインだけなのでだいたいで構いません。
ましてやパスポートのサインなどと照合されるわけではないので、大丈夫です。

口座有効化の完了

審査が完了すると、口座有効化のお知らせメールが届きます。
取引プラットフォーム(MT4、MT5)から取引口座にログインするための情報も記載されていますので、忘れないようにしましょう。

メタトレーダー(MT4)のダウンロード

口座有効化の祖お知らせメールに記載のあるダウンロードリンクをクリックし、メタトレーダー(MT4)をインストールします。


もしくは、Tradeview公式サイトのダウンロードコーナーからダウンロードすることもできます。

スマホアプリのMT4/MT5については、別記事「スマホアプリ版メタトレーダー(MT4/MT5)のインストールから設定、基本的な使い方まで」に詳しい手順をまとめてありますので、参考にしてください。

入金し、トレードする

Tradeviewのトップページからログインし、会員ページを表示します。
会員ページにある「入出金」メニューから、取引口座に入金します。

Tradeviewは国内銀行入金に対応しており、とても便利です。
詳しい入金手順やその他の入金方法については、別記事「Tradeviewの入金方法」にまとめてありますので参考にしてください。

Tradeviewの入金方法 | おすすめは国内銀行送金
Tradeview(トレードビュー)の入金方法を説明します。 結論からいうと、Tradeviewの入金は、国内銀行一択、です。 これまでは、bitwallet(ビットウォレット)、もしくはbitwpay(仮想通貨)が便利でしたが、Trade

Tradeview(トレードビュー)の口座タイプまとめ

いかがでしたか。

まだTradeviewの口座開設をしていない方は、別記事「Tradeviewの口座開設方法」を参考にしながら、口座開設してみてください。

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