2021年1月現在、FBSはTrade 100 Bonus口座の提供を終了しています。
FBS(エフビーエス)の口座種類を紹介します。
FBSはFCバルセロナのスポンサーで、海外ではとても有名かつ人気のFX業者です。トレード条件も悪くなく、常時100%入金ボーナスを実施するなど、ボーナスがとても豪華なことでも知られています。
FBSは全部で8種類の口座タイプを用意しています。
- セント口座(MT4)
- マイクロ口座(MT4)
- スタンダード口座(MT4)
- ゼロスプレッド口座(MT4)
- ECN口座(MT4)
- セント口座(MT5)
- スタンダード口座(MT5)
Trade 100 Bonus口座
この記事では、それぞれの口座種類をスペックやトレード条件などで徹底比較した上で、口座タイプ別の特徴や注意点を明確にし、どの口座がどういうトレーダーに向いているのか、丁寧に解説していきます。
上記の口座タイプのうち、Trade 100 Bonus口座は、50日間限定の口座開設ボーナス専用口座となっていますので、これを除いた7種類の口座タイプについて説明していきます。
あとちょっとややこしいのが、セント口座とスタンダード口座のみ、MT4版とMT5版があり、条件が少々異なります。
その他の口座はMT4のみ対応なのですが、ここではわかりやすく、全てにMT4かMT5かを補記しておきます。
- FBSのそれぞれの口座タイプの特徴を知りたい
- 口座タイプ毎の主な違いや注意点を知りたい
- 自分がどの口座タイプに向いているかわからない
FBSの口座タイプの種類とスペックを一覧で比較
まず、FBSが提供している口座タイプを比較してみましょう。
Trade 100 Bonusを除いた7つの口座タイプについて整理しました。
特にポイントとなりそうな箇所の色を変えてあります。
どんなスペックや条件に違いがあるのか、まずはざっと確認してみましょう。
セント口座 (MT4) | マイクロ口座 (MT4) | スタンダード口座 (MT4) | ゼロスプレッド口座 (MT4) | ECN口座 (MT4) | セント口座 (MT5) | スタンダード口座 (MT5) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
注文方式 | STP | STP | STP | STP | ECN | STP | STP |
取引プラットフォーム | MT4 | MT4 | MT4 | MT4 | MT4 | MT5 | MT5 |
口座通貨 | USD,EUR | USD,EUR,JPY | USD,EUR,JPY | USD,EUR,JPY | USD,EUR | USD,EUR | USD,EUR,JPY |
取引単位 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 |
最小取引単位 | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.1ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大レバレッジ | 1:1000 | 1:3000 | 1:3000 | 1:3000 | 1:500 | 1:1000 | 1:3000 |
マージンコール | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% |
ロスカットレベル | 20% | 20% | 20% | 20% | 20% | 20% | 20% |
ゼロカット適用、追証なし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
最低スプレッド | 1.0pips~(変動) | 3.0pips~(固定) | 0.5pips~(変動) | 0.0pips(固定) | -0.1pips~(変動) | 1.0pips~(変動) | 3.0pips~(固定) |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 往復$20~/ロット | 往復$12/ロット | 無料 | 無料 |
最大取引ロット | 1000ロット/ポジション | 500ロット/ポジション | 500ロット/ポジション | 500ロット/ポジション | 500ロット/ポジション | 1000ロット/ポジション | 500ロット/ポジション |
最大保有ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
入金ボーナス | ○ | ○ | ○ | ○ | ×(対象外) | ×(対象外) | ×(対象外) |
キャッシュバック | ○ | ○ | ○ | ○ | ×(対象外) | ×(対象外) | ×(対象外) |
最低入金額 | $1 | $5 | $100 | $500 | $1000 | $1 | $5 |
EA利用 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スキャルピング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ストップレベル | 0.1pips(USDJPY) | 0.1pips(USDJPY) | 0.1pips(USDJPY) | 0.1pips(USDJPY) | 0.1pips(USDJPY) | 0.1pips(USDJPY) | 0.1pips(USDJPY) |
トレード銘柄 | すべて可 | すべて可 | すべて可 | すべて可 | 通貨ペアのみ | すべて可 | すべて可 |
それぞれの口座タイプの特徴
それぞれの口座タイプの主な特徴を簡潔に説明します。
特に重要な点を先に言うと、セント口座、スタンダード口座のMT5版の方は、ボーナスが一切もらえません。
MT4版の方はボーナスがもらえます。
取引条件はMT4版もMT5版もまったく同じですので、ボーナスはいらないけどどうしてもMT5を使いたい、という方以外は、MT5版の口座を選ぶ理由があまりありません。
FBSのセント口座(MT4)
FBSのセント口座は、この後説明するスタンダード口座よりもややエントリー向けの位置付けです。
スタンダード口座に比べ、最大レバレッジは1000倍に抑えられていますが、最低入金額が1ドルと、スタートしやすい条件になっています。
セント口座では口座通貨に日本円が選べませんが、FBSは元々欧州通貨ペア(EURUSDなど)のスプレッドが狭いことで有名ですので、最初から割り切って口座通貨を米ドルやユーロにしてしまっても良いと思います。
逆に言うと、1ドルの入金からスタートできること以外に、それほどメリットはありません。
こんなトレーダーにおすすめ
- 1万円未満の少額の証拠金でスタートしたい
FBSのセント口座(MT5)
セント口座のMT5版です。
取引条件はセント口座(MT4)と同じです。
唯一異なるのが、MT5のセント口座はボーナスの適用対象外ということです。
入金ボーナスだけでなく、キャッシュバックももらえません。注意してください。
はっきり言って、あまり利用価値の無い口座タイプだと思います。
こんなトレーダーにおすすめ
- 1万円未満の少額の証拠金でスタートしたい
- ボーナスもキャッシュバックもいらないからどうしてもMT5でトレードしたい
FBSのマイクロ口座(MT4)
FBSのマイクロ口座は、FBS最大の特徴である3000倍の超ハイレバレッジでのトレードが可能な口座です。
最低入金額も5ドルと、少ない資金からスタートできます。
但し、スプレッドがとても広いです。最低3.0pipsと、ありえない広さです。
はっきり言ってまったくおすすめできない口座種類です。
一体どんなトレーダーが使うのか、理解できません。
こんなトレーダーにおすすめ
- まったくおすすめしません。利用価値無し
FBSのスタンダード口座(MT4)
FBSのスタンダード口座は、標準的な内容になっています。
FBS最大の特徴である3000倍の超ハイレバレッジ取引も行えます。
最低スプレッドも0.5pipsから、と条件も悪くなく、口座通貨に日本円も選べますから、初めてFBSでトレードされる方はまずスタンダード口座を開設すれば間違いないです。
こんなトレーダーにおすすめ
- FBSの豪華なボーナス、キャッシュバックを活用したい
- 初めてFBSに口座開設する
FBSのスタンダード口座(MT5)
スタンダード口座のMT5版です。
これもセント口座と同じく、MT4版のスタンダード口座と条件はほぼ同じで、但しボーナスが一切もらえません。
どうしてもMT4よりMT5がいいという方以外にとっては、ほぼ利用価値のない口座です。
スタンダード口座のトレード条件で良いなら、迷いなくMT4を選びましょう
こんなトレーダーにおすすめ
- ボーナスもキャッシュバックもいらないからどうしてもMT5でトレードしたい
FBSのゼロスプレッド口座(MT4)
FBSのゼロスプレッド口座は、とてもユニークな口座です。
名前のとおり、スプレッドはゼロで固定。常にゼロです。
但し、ゼロスプレッド口座はSTP方式なのですが、取引手数料が徴収されます。
ロットあたり、最低20ドルです。最大だと100ドル以上取られる銘柄もあります。
かなり高い方です。
また、一部のマイナー通貨はトレードできなかったりします。
ということで、これもあまり利用価値のない口座と言えます。
こんなトレーダーにおすすめ
- あまりおすすめできません。手数料が高すぎる
FBSのECN口座(MT4)
FBSのECN口座は、唯一のECN方式の口座です。
手数料は1ロットあたり往復12ドルと、他の海外FXに比べて若干高めです。
但し、スプレッドは極めて低く、最低-0.1pips(マイナスです)となっておりますが、これを加味したとしても手数料としては海外FXではかなり高い部類に入ります。
注意点は大きく2点。
まず、ボーナスがもらえません。
入金ボーナス、キャッシュバックともに対象外となります。
もう1点は、取引できるのは通貨ペアのみ、ということです。
株価指数やエネルギー、メタルなどのCFDはトレードできません。
なお、最低入金額も$1000ドル(10万円相当)と少々高めです。
以上から、FBS唯一のECN口座も、あまりおすすめできるレベルではありません。
こんなトレーダーにおすすめ
- あまりおすすめできません。手数料が高いのと、取引銘柄が少ない
全ての口座タイプに共通の条件
その他、全口座タイプで共通のスペックのうち、主要なものを紹介します。
FBSの取引プラットフォーム
口座タイプによりますが、MT4、MT5の両方が利用可能です。
但し、前述のとおり、MT5が利用できる口座を選ぶ理由があまりありませんので、FBSではMT4を利用すると思ってください。
FBSのロスカットレベル
ロスカットレベルは20%です。
また、マージン・コールは40%です。
FBSのゼロカットシステム
ゼロカットシステムは全口座タイプに適用されます。
もちろん、追証なし、借金なしです。
FBSでEA(自動売買)は利用可能か
利用可能です。
FBSでは、EA(自動売買)ツールの利用に特に制約はありません。
FBSでスキャルピングは可能か
FBSではスキャルピングを禁止していません。
全口座タイプともストップレベルが大変低く、むしろスキャルピングにとても向いている業者と言えます。
例えば、ドル円(USDJPY)だと0.1pipsです。
細かい値幅で利益をコツコツ積み重ねるスキャルピングにとても向いています。
FBSのストップレベルについては別記事「FBSのストップレベル スキャルピングや注文時の制約について」に詳しくまとめてありますので、そちらもご覧ください。
FBSのおすすめの口座タイプはMT4のスタンダード口座
迷ったらスタンダード口座(MT4)にしておくと良いと思います。
他の口座タイプにちょっと難があるものが多いため選択肢がスタンダード口座に限られてしまうのも理由のひとつですが、スタンダード口座のスペックだけ見たとしても、決して悪いものではないからです。
FBSでは追加口座も作成できますので、まずMT4のスタンダード口座を開設し、しばらくトレードしてみた上で、気に入らなければ他の口座も追加作成し試してみると良いと思います。
まとめ
いかがでしたか。
FBSの場合は、まずMT4のスタンダード口座で口座開設してみるのが良いと思います。少しトレードになれて、他の条件でトレードしたくなった場合には、追加口座を作成し他の口座タイプを試してみるのが良いと思います。
まだFBSの口座開設をしていない方は、別記事「FBSの口座開設方法」を参考にしながら、口座開設してみてください。
\3分で完了!/
コメント