2009年に誕生し、世界一人気の暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは、大手企業による参入や投資が相次ぎ、時価総額がついに1兆ドル(約106兆円)を超えました。
暗号資産(仮想通貨)を購入したけど、まだまだ価格が上がると思うから、数年は売るつもりがない。なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方には、バイナンス(BAINANCE)のステーキングがおすすめです。
今回は、ステーキングの仕組みや、バイナンス(BAINANCE)でステーキングする方法などをご紹介しますので、あたなもステーキングしてみてはいかがでしょうか。
ただ保有しているだけでは、もったいないですよ。
バイナンス(BAINANCE)のステーキング
まず、ステーキングについて簡単に説明しておきます。
ステーキングとは
ステーキングとは、指定された暗号資産(仮想通貨)を一定期間保有し、ブロックチェーンのセキュリティをサポートすることによって、報酬をもらう仕組みです。
保有している暗号資産(仮想通貨)をデポジット(ステーク)し、ブロックに追加するデータの承認など、ネットワークの維持に関わることによって、一定の通貨の割り当てをもらいます。
暗号資産(仮想通貨)の資産運用方法というと、市場での売買が中心ですが、ステーキングは、長期保有することで、資産を動かさずに暗号資産(仮想通貨)を増やすことができます。
ステーキングすることによって、取引所は、ユーザーの数を増やすことができ、ユーザーにとっては、暗号資産(仮想通貨)を預け入れることで利回りを得られるというメリットがあります。中には、年利回り約15%の通貨もあります。
なぜステーキングで報酬がもらえる?
暗号資産(仮想通貨)では、銀行のような通貨の管理主体が存在しませんが、プログラムされたルールによって、通貨が維持されていきます。
ステーキングは、システムに通貨をロック(預け入れ)することで、システムから直接金利を受け取ることができる仕組みとなっています。
暗号資産(仮想通貨)は、年間のインフレ率、つまり通貨の新規発行による供給枚数の増加率が規定されています。これが、ステーキングで得られる金利の正体です。
ステーキングの仕組み
暗号資産(仮想通貨)が機能するためには、ブロックチェーンが生成され続ける必要があります。
ブロックチェーンを生成する方法は、PoWとPoSがあり、ステーキング報酬がもらえるのは、PoSというアルゴリズムを採用している暗号資産(仮想通貨)です。
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
PoWは、ビットコインで使われている仕組みで、マイナーが複雑な数学的パズルを解く早さを競い、1番最初に問題を解いた人が、次のブロックをブロックチェーンに追加して、報酬を得ることができます。
PoWで行うマイニングには、高性能のパソコンと莫大な電気代が必要となるので、個人で行うのは難しく、悪意のある組織が暗号資産(仮想通貨)の50%以上をマイニングした場合、取引の承認権を独占されてしまう恐れがあります。
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)
PoSは、アルトコインでよく利用されていて、パズルを解く早さを競うのではなく、通貨の保有量によって、パズルを解く人を決めます。ステーク(預入れ)する通貨が多ければ多いほど、選ばれる確率が高くなります。
PoSは、電力コストが抑えられるというメリットがあります。
一般的には、ステーキング用のウォレットの設定をしたら、後は通貨を保有するだけです。
ステーキングによって、キャピタルゲイン(値上がり益)が中心だった暗号資産(仮想通貨)に、インカムゲイン(利子・配当)を得ることができます。
ただし、ステーキングによる利率よりも、通貨の変動幅のほうが大きくなったり、事業者によるステーキングが盛んになって、ネットワークに問題が生じる可能性があるなど、リスクもあります。
ステーキングプール
PoSは、ステーク(預入れ)する通貨が多ければ多いほど、選ばれる確率が高くなるので、チャンスを増やすために、通貨の保有者が資産を合わせてグループをつくります。
そのグループへの貢献度に比例して、報酬を分配するシステムが「ステーキングプール」です。
ステーキングプールに参加する場合には、手数料が発生することが多いですが、個人でステーキングするよりも選ばれやすく、最低限必要な通貨の量も少ないなどのメリットがあります。
少ない通貨でも、グループになると力が大きくなるね
コールドステーキング
PoSは、通貨を保有して、ウォレットを起動させておくだけで報酬がもらえますが、ウォレットを起動させるためには、パソコンを常に起動させておかなければなりません。
インターネットに接続された状態なので、ハッキングリスクなどもありますが、コールドステーキングは、オフラインの状態でも、ステーキングで報酬を得ることができます。
コールドステーキングによって、資産を安全に保持することができますが、通貨を移動させると、報酬を受け取ることができなくなります。
バイナンスのステーキングは「ロックステーキング」「DeFiステーキング」の2種類
ステーキングできる通貨は、取引所によって異なります。
バイナンス(BAINANCE)には、ロックステーキングとDeFiステーキングの2種類があり、取扱い通貨の量は、ロックステーキングの方が、圧倒的に多いです(現在は37種類)。
ロックステーキング
ロック期間中は、出金することができません。通貨を長く保有する場合や、高いリターンを得たい人に人気があります。
ロック期間は、15日・30日・60日・90日など、通貨によって異なりますが、ロック期間が長いほど、金利も高くなります。
DeFiステーキング
通過をステークする(預ける)と報酬がもらえるのはロックステーキングと同じですが、バイナンスはプロジェクトを紹介し、サービスを提供するためのプラットフォームとしてのみ機能します。
つまり、バイナンスは窓口であって、ステーキングはDeFiプロジェクトで行います。
バイナンス(BAINANCE)でのステーキングのやり方
画面左上にある「ファイナンス」の中から「バイナンスアーニング」を選択します。
「定期」の中の「ステーキング」を選択して「詳細」をクリックします。
「ロックステーキング」と「DeFiステーキング」が選べます。
バイナンスのロックステーキング
「ロックステーキング」画面を見ると、ロックステーキング可能な通貨が表示され「Est.APY/年利」、「期間/ステーキング期間」、「最小ロック金額/最低限必要な通貨量」がわかります。
ステーキングする通貨のステーキング期間を選んで「今すぐステーク」をクリックします。
ロックする金額を入力して、「購入確認」をクリックしたらステーキング完了です。
バイナンスのDeFiステーキング
「DeFiステーキング」画面を見ると、通貨の左側にDeFiのプロジェクト名が表示されています。DeFiのプロジェクト名を見て、どのプロジェクトに参加するのか確認して下さい。
「期間」には、ステーキング期間の他に、「フレキシブルロック」の記載があります。
フレキシブルロック
指定の暗号資産(仮想通貨)を保有することによって、利益を得ることができます。ロックされないので、いつでも売買することができますが、リターンは低いです。
通過を選択して(DAI以外は売り切れ)、「今すぐステーク」をクリックします。
種別の「柔軟性」は、フレキシブルロック(いつでも引き出せる)、「固定」はロック期間を選択して、ロック金額を入力して、「購入確認」をクリックしたら完了です。
※DeFiステーキングは、バイナンス(BAINANCE)外のサービスにアクセスするものなので、トラブルがあってもバイナンス(BAINANCE)は責任を負いません。DeFiステーキングには、リスクがあることを認識しておきましょう。
バイナンスのステーキング確認方法
画面右上にある「ウォレット」の中から「収益」をクリックすると、ロックステーキング、DeFiステーキングの状況を確認することができます。
ロック期間が終了すると、ステーキングの報酬が、現物ウォレットに反映されます。ステーク報酬は通常、毎月初めに分配されます。
バイナンス(BAINANCE)ステーキングまとめ
暗号資産(仮想通貨)は、「安く買って高く売ることで利益を得る」というイメージが強いかと思いますが、ステーキングすることによって、最小限の努力だけで、売買取引しなくても資産を増やすことができます。
すぐに売却する予定のない通貨があれば、ステーキングしてみてはいかがでしょうか。
バイナンス(BAINANCE)なら、選べる通貨の数も豊富で、手数料も一切かからずにステーキングできますよ。ぜひ、あなたも今日から不労所得を獲得しましょう。