バイナンスコイン(BNB)とは、世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所「バイナンス(BAINANCE)」が発行しているトークンです。
トークンとは、他の暗号資産(仮想通貨)のブロックチェーンを、間借りする形で発行される暗号資産(仮想通貨)のことです。
現在、バイナンスコイン(BNB)の時価総額は$5,996,273,508、世界11位の海外で人気の暗号資産(仮想通貨)です。
そんなバイナンスコイン(BNB)の特徴やメリット・デメリット、購入方法などについて、詳しくご紹介します。この記事を読むと、あたなも今すぐバイナンスコイン(BNB)が欲しくなりますよ。
バイナンスコイン(BNB)とは
バイナンスコイン(BNB)とは、バイナンス(BAINANCE)で基軸通貨として使用することができる、バイナンス(BAINANCE)が発行しているコインです。
※バイナンス(BAINANCE)は、2017年に誕生した世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
バイナンスの基軸通貨
基軸通貨とは、その取引所で扱うさまざまな暗号資産(仮想通貨)と交換できる、特定の暗号資産(仮想通貨)のこと。
基軸通貨は、取引所によって異なりますが、ビットコインやイーサリアムなどが多く、これらの通貨を中心に、売買することができます。
発行枚数は2億枚で、すべて発行済みのため、マイニングは行われません。
ERC20トークン
バイナンスコイン(BNB)は、ERC20トークンを使って開発されました。ERC20トークンは、イーサリアムのプラットフォーム上のみで使うことを目的にしたトークンです。
ERC20トークンは、最低限必要な機能や用語などが基準化されているので、簡単にトークンを作ることができます。
一定の基準を満たしていれば、共有したり、他のトークンと交換することができます。
バイナンスコイン(BNB)のメリット
- 取引手数料が割引になる
- BNBの通貨ペアは手数料が無料
- 両替機能がある
- バーン(買い戻し)
- 新規上場通貨の投票権
バイナンス(BAINANCE)の取引手数料が割引になる
バイナンス(BAINANCE)の取引手数料は、一律で0.1%と他の取引所と比べても安いのですが、バイナンスコイン(BNB)を使って取引手数料を支払うと、さらに手数料が割引になります。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
割引率 | 50% | 25% | 12.5% | 6.75% | 0% |
バイナンスコイン(BNB)は、基軸通貨になっているので、さまざまな暗号資産(仮想通貨)との交換で割引されます。
BNBの通貨ペアは手数料が無料
バイナンスコイン(BNB)の通貨ペアで取引を行うと、取引手数料が無料になります。
バイナンスでは、260種類もの暗号資産(仮想通貨)の取引ができます。これらの通貨との交換をバイナンスコイン(BNB)にすると、取引も簡単でスムーズになります。
また、バイナンスコイン(BNB)の通貨ペアは、ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨の他、日本では取引できない通貨もたくさんあります。
両替機能
バイナンスコイン(BNB)には、両替機能があります。両替機能を使うと、少額の暗号資産(仮想通貨)をまとめてバイナンスコイン(BNB)に交換することができます。
暗号資産(仮想通貨)の取引を何度も繰り返していると、端数が少額残ってしまうことがあります。最低注文数にも満たなければ、売却も送金もすることができません。
このような場合でも、両替機能を使うことで解決されます。
0.001BTC以下の金額に該当するコインが対象で、数種類の通貨を一括両替することができます。
バーン(買い戻し)
バイナンスコイン(BNB)は、四半期ごとに、取得した利益の20%をバイナンス(BAINANCE)によって買い戻されます。買い戻されたバイナンスコイン(BNB)はバーン(破棄)されます。
バーンされることによって、バイナンスコイン(BNB)の流通量が減少するので、価値が上昇します。
2021年1月には、過去最大の約1億6,580万ドル相当のバイナンスコイン(BNB)をバーンしました。これは、前回のバーンの約2.4倍です。
バーンされる量が多いということは、大きく成長しているということです。
また、バイナンスコイン(BNB)は、2億枚すべてが発行済みですが、定期的にバーンすることによって、1億枚まで買戻しを行って、通貨の希少性を高めるそうです。
新規上場通貨の投票権
バイナンスでは、200種類以上の通貨が取り扱われていますが、新規上場通貨をユーザーの投票によって決めています。投票するためには、0.1BNBが必要で、1人1票です。
取引所に上場する通貨は、値上がりすることが多いので、多くのユーザーが注目しています。
バイナンスコイン(BNB)のデメリット
- バイナンス(BAINANCE)の影響が大きい
- イーサリアムの影響
- 国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取扱いがない
バイナンス(BAINANCE)の影響が大きい
バイナンスコイン(BNB)は、取引所のバイナンスが発行しているトークンなので、良いことも悪いこともバイナンスの影響を強く受けます。
万一、倒産やハッキングなどの被害があると、価格が暴落する恐れがあります。
ちなみに、2019年に、ハッキングによってビットコインが盗まれましたが、自社資金でカバーしたため、ユーザーへの影響はありませんでした。
イーサリアムの影響
バイナンスコイン(BNB)は、イーサリアムのプラットフォームを使って開発されたトークンなので、イーサリアムに問題が発生した場合、バイナンスコイン(BNB)も影響を受ける可能性があります。
国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取扱いがない
バイナンスコイン(BNB)は、バイナンス(BAINANCE)が発行している独自のトークンなので、国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では、取扱いがありません。
バイナンスコイン(BNB)の購入は、バイナンス(BAINANCE)がオススメです。
バイナンスコイン(BNB)の購入・管理方法
バイナンスコイン(BNB)を購入するためには、バイナンス(BAINANCE)で口座を開設します。海外の取引所ですが、日本語にも対応しているので、国内の取引所と同じように使えます。
最近では、バイナンス(BAINANCE)の公式サイトを偽った詐欺サイトもありますので、必ずバイナンス(BAINANCE)公式サイトを利用して下さい。
バイナンス(BAINANCE)の口座開設
バイナンスは、1日2BTCまでの出金であれば、メールアドレスとパスワードを設定するだけで、簡単に口座を開設することができるので、すぐに取引を始められます。
バイナンス公式サイトをクリックして、メールアドレスとパスワードを入力します。
パズルを完成させると認証が完了します。
入力したメールアドレスに、バイナンスから認証メールが届き、6桁の数字が記載されています。
この6桁の数字をバイナンス公式サイトのアカウント確認に入力すると、登録完了です。
引き出し限度額を100BTCまで引き上げるためには、本人認証が必要になりますので、免許証またはパスポートを用意して、ID認証を行います。
バイナンスコイン(BNB)の購入
バイナンスコイン(BNB)を購入するには、P2Pトレードと代行業者支払いが選べます。
P2Pトレード
代行業者支払い
代行業者支払いでは、クレジットカード(VISAとMastercard)を利用することができます。もちろん、クレジットカードのポイントも貯まります。
バイナンスコイン(BNB)のトレーディング
ビットコインなど、他の暗号資産(仮想通貨)を保有している場合、バイナンスコイン(BNB)とトレードすることができます。トレードできる通貨は150種類以上あります。
バイナンスコイン(BNB)の保管
購入したバイナンスコイン(BNB)は、コールドウォレットで、安全に保管することをオススメします。資産管理は自己責任です。
ハッキングなどの被害にあって後悔しないためにも、コールドウォレットを使いましょう。
バイナンスコイン(BNB)のメリット/デメリットと購入管理方法まとめ
バイナンス(BAINANCE)は、世界で1,000万人以上が利用していて、24時間取引高ランキングは常に上位の、世界で最も人気の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
バイナンス(BAINANCE)が成長することによって、バイナンスコイン(BNB)の価値も大きく上がることが予想されます。
バイナンスコイン(BNB)は、取引手数料が割引になったり、両替機能があるなど、実用性が高いうえに、将来性も期待できるオススメの暗号資産(仮想通貨)です。
あなたもぜひ、バイナンスコイン(BNB)を購入してみませんか。