取扱い銘柄の豊富さ、ハイレバ取引のしやすさで人気のiFOREX(アイフォレックス)のデモ口座について解説します。
iFOREXもデモ口座を提供していますが、実はその利用は簡単ではありません。
結論から言うと、デモ口座の利用には、先にリアル口座を開設し、入金まで済ます必要があります。
iFOREXのトレード環境を確かめたいのに、先に入金まで済ませ・・というのは少々無理があります。
iFOREXのデモ口座開設は面倒ですが、利用価値が無いわけではありません。
この記事では、そのあたりの理由とともに以下を説明していきます。
- iFOREXのデモ口座の活用方法
- iFOREXのデモ口座の特徴
- iFOREXのデモ口座の注意点
- iFOREXのデモ口座の開設方法
iFOREXのデモ口座の特徴やメリット
デモ口座ではない、本当にトレードできる口座は一般的にリアル口座と呼ばれています。
デモ口座を開設すると、あらかじめ証拠金がセットされています。
入金する必要はありません。
開設するだけで、すぐにトレードしてみることができます。
- 登録が簡単、本人確認書類の提出は不要
- 証拠金が用意されており入金不要ですぐにトレード可能
- 本番とほぼ同環境でトレードが可能
- レートなどは本番と同じでリアルタイムに反映
- 提供されている通貨ペアやCFDなどの商品もリアル口座と同じ
- 誰でも無料で利用可能
- お金を失うリスクが無い
iFOREXのデモ口座の利用目的は
一般的には、デモ口座は以下のような目的で使用できます。
- リアル口座開設前に、その業者でのトレードを確かめてみる
- FX初心者が、トレードの練習をする
- これまでトレードしていなかった通貨ペアや商品のトレードをしてみる
- EA(自動売買ツール)の検証をする
トレード環境の確認
1点目のトレード環境の確認ですが、実際にその海外FX業者のデモ口座でトレードすることで、以下のような点を確認することができます。
- スプレッドなど、公式サイトの情報どおりか
- 時間帯や通貨ペアなどによってスプレッド変動などのクセが無いか
- 注文や決済がとおりやすいか、滑ったりしないか
各社のデモ環境はリアル口座と「ほぼ」同じ環境が提供されています。
おおよその使用感などはデモ口座で確かめることができます。
ですが、冒頭のとおり、iFOREXではリアル口座を開設し、入金まで済ませて初めてデモ口座を開設できます。
リアル口座開設前の確認という意味では、iFOREXのデモ口座は向いていません。
FX初心者がトレードの練習をする
デモ口座はリアル口座とほぼ同じ環境ですので、リアルなレート環境下でトレードを練習することができます。
初心者でなくとも、新たに学んだ手法を試してみるなどの実践の場として利用することもあります。
これは利用価値がありそうです。
もうiFOREXを利用することを決めてリアル口座を開設した後に、デモ口座を使って練習することは可能です。
これまでトレードしていなかった商品のトレードをしてみる
これは私がそうなのですが、普段トレードしていない通貨ペアやCFD商品のトレードを試してみることがあります。
リアル口座でやってもいいのですが、慣れない商品のトレードは最初はだいたい負けることが多いので、検証にはデモ口座を利用しています。
これもiFOREXに当てはまりますね。
iFOREXはとにかく取扱い銘柄が多いことで有名ですが、様々なトレードを試すのに、いきなりリアル口座で自分のお金を使うのはリスクが高いです。デモ口座を使って検証してみましょう。
EA(自動売買ツール)の検証
MT4やMT5ではEA(自動売買ツール)を利用することができますが、本当の環境でのテスト(フォワードテスト)にデモ口座を利用することがあります。
有料のEAの中にはデモ口座では稼働しないものもありますので、限定的ではありますが、まだ使ったことのないEAをいきいなりリアル口座で試すのは超危険ですので、デモ口座で検証する必要があります。
これはiFOREXには当てはまりません。
なぜなら、iFOREXではEAが使えないからです。
iFOERXではメタトレーダーの利用ができません。
iFOREX独自のトレードツールが提供されているのですが、そのプラットフォーム上で稼働するEAはありません。
iFOERXのデモ口座利用上の注意点
デモ口座の利用にはいくつか注意点があります。
- 厳密にはリアル口座と全く同じ環境ではない
- 出金できない
- 入金できない
- デモ口座をそのままリアル口座に変更することはできない
- 緊張感が出ない
厳密にはリアル口座と全く同じ環境ではない
デモ口座はリアル口座と「ほぼ」同じ環境とは言いますが、厳密にはまったく同じ環境ではありません。
リアル口座の使用感を厳密に確かめたいのであれば、超少額でよいのでリアル口座を使ってみるのが最もおすすめです。
出金できない
当然ですが、利益を出しても出金できません。
デモ口座開設時に最初から入っている証拠金も、もちろん出金できません。
入金できない
デモ口座には入金できません。
トレードの検証中に証拠金残高がゼロになってしまった場合、入金して証拠金を増やすことはできませんので、その場合はもう一度デモ口座を開設することになります。
なお、業者によっては申請ベースでデモ口座の証拠金を増やしてくれるところもあります。
デモ口座をそのままリアル口座に変更することはできない
トレード環境が気に入ってそのままその業者でトレードを継続したい場合、あらためてリアル口座を開設する必要があります。
その場合、口座番号やメタトレーダーの接続先サーバも変わりますので、注意してください。
緊張感が出ない
これが一番の注意点です。
デモ環境は自分のお金ではないので、いくらでも大胆なトレードができてしまいます。
普段絶対やらないような高ロットでのトレードをして大敗しても、何のショックもありません。
トレードの練習や手法の検証のつもりが、普段とまったく違うトレードをしてしまっては全く意味がありません。
トレードの練習や検証をされる方は、この部分をしっかりと肝に命じておいたほうがいいです。
でないと、同じトレードをしているつもりが、リアル口座では負けます。
iFOREXのデモ口座の仕様
iFOREXのデモ口座は、リアル口座と同じスペックで提供されています。
iFOREXの口座の詳細なスペックについては、別記事「iFOREXの口座タイプを徹底解説」を参照してください。
iFOREXのデモ口座開設手順
ここからはiFOREXのデモ口座の開設方法について、手順を説明します。
冒頭のとおり、まずはリアル口座を開設し、入金まで済ます必要があります。
iFOREXにリアル口座を開設
iFOREXの公式サイトから口座開設します。
口座開設手順、必要な本人確認書類と提出方法などは、別記事「iFOREXの口座開設方法」を参考にしながら口座開設してみてください。
\3分で完了!/
iFOREXに入金
リアル口座の開設が完了したら、口座に入金します。
入金額はいくらでも構いません。
iFOREXでは国内銀行入金に対応しており、とても便利です。
iFOREXの入金方法、手順の説明については、別記事「iFOREXの入金方法 おすすめは」をご覧ください。
入金まで終わったらサポートに連絡しデモ口座を開設
入金まで完了したら、サポートに連絡し、デモ口座を開設してもらいます。
連絡は電話かメール、とのことですが、メールが便利でしょう。
連絡し、サポートの指示に従ってください。
iFOREXの取引プラットフォーム
iFOREXはメタトレーダーに対応しておらず、iFOREX独自の取引プラットフォームを提供しています。
Web版とスマホアプリ版があり、いずれもシンプルで使いやすいです。
特にスマホアプリは、MT4/MT5と違い、入出金までできてしまいます。
もちろんデモ口座でも使えますので、是非インストールしてみてください。
iFOREXのスマホアプリについては、別記事「iFOREXのスマホアプリがとても使いやすい」にまとめてあります。
まとめ
以上です。
このように、iFOREXのデモ口座の利用にはかなりクセがあります。
どうせ入金しないといけないのであれば、超少額でいいのでリアル口座で試してみるのも良いと思います。
\3分で完了!/
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