仮想通貨のハイレバレッジトレードで人気のFXGT(エフエックスジーティー)ですが、公式サイト上でマーケット情報ツールを提供しています。
すべて、FXGTに会員登録や口座開設をしなくても無料で見ることができます。
この記事では、それぞれのツールの概要と具体的な活用方法について説明します。
- FXGTのマーケット情報ツールとは
- それぞれのツールの内容について
FXGTとは
FXGTとは、2019年に設立された海外FX業者です。
仮想通貨のハイレバレッジトレードでとても有名で、設立以来、口座数を伸ばしています。
トレード環境も悪くなく、特にビットコインをはじめとした仮想通貨取引の手数料がとても安く、またボーナスプログラムも提供しており、大変人気があります。
金融ライセンスも取得しており、また顧客資産を信託保全スキームにて管理していることから、信頼できるFX業者です。
FXGTのマーケット情報ツール
そんなFXGTですが、マーケット情報がわかるツールを3種類提供しています。
- トレーダーズ・インサイト
- 経済指標カレンダー
- マーケットカレンダー
いずれも、トレードには必須の情報と言えるぐらい、重要な情報となります。
それぞれの見方、内容について説明していきます。
FXGTのマーケット情報ツールへのアクセス方法
FXGTのトップページから、サービス概要→マーケットとたどります。
トレーダーズ・インサイト(Trader Insight)
FXGTのトレーダーズ・インサイトとは
トレーダーズ・インサイトでは、現在FXGT内でトレードされているポジションの状況を見ることができます。
どんな時に使う?
ある銘柄について、売り、買い野どちらの注文が多いのかを、ビジュアル的に見ることができます。
一般的に相場は投資家の心理状況(センチメントと言います)によって動く傾向がありますので、売り、買いのどちらの圧が強いのか、市場心理はどうあるのかを分析することにより、今後の相場の流れをある程度予想することができます。
注意としては、これはあくまでもFXGTでトレードしているトレーダーだけのデータとなっているところです。
とりわけ、仮想通貨のポジションが多いのは、FXGTならではでしょう。
具体的な見方
トップページから、Trader Insightsを選択すると、以下の画面が表示されます。
表示に少し時間がかかる場合がありますが、少し待ちましょう。
最もよく使うのは、左側のMarket Sentiment(市場心理)です。
各シンボルごとのオープン中のポジションの比率がわかります。
下にスクロールすると、もう少し銘柄が見れます。
右側は、どのような銘柄が多くトレードされているのかを見ることができます。
FXGTではビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨のトレーダーが多いですが、USDJPYなどの通貨ペアのポジションも多いのがわかります。
経済指標カレンダー
FXGTの経済指標カレンダーとは
FXGTの経済指標カレンダーは、為替相場に影響を与える、世界中の重要な指標発表や要人発言のある日時を整理したカレンダーです。
どんな時に使う?
経済指標には、政策金利、景気に関する指標、雇用統計や物価、貿易収支などさまざまなものがあります。
どの国の指標かにより、相場の動く通貨や商品が変わってきます。
例えば、米ドル(USD)に影響のある米国関連の指標には、主には以下のものがあります。
- 雇用統計、失業者数
- FOMC声明
- 国内総生産(GDP)
- 消費者物価指数
- 小売売上高
- 住宅着工件数、中古住宅販売件数
- 等々
このような指標が予想、或いは期待に対して大きく乖離すると、相場が急激に上昇/下降します。
トレードする際には、関連する経済指標等の内容や発表タイミングをあらかじめ把握しておき、リスクがありそうな場合にはポジションを早めにクローズするなどし、対処する必要があります。
逆に、好材料となりそうな場合には、うまくポジションを仕込むことにより大きな利益を狙うことができます。
具体的な見方
トップページから、経済指標カレンダーを選択すると、以下の画面が表示されます。
日時順に、世界各国の主要な経済指標等のイベントがリスト形式で表示されています。
一番左は発表時間、Currencyとあるのは影響のある通貨です。
Eventとあるのは経済指標等の内容ですが、残念ながら英語表示となっています。
Actualが実績(発表後に表示されます)、Forecastは事前の予想、Previousは前回発表時の値です。
左上の日付範囲部分をクリックすると、表示範囲を変更できます。
右上のCurrent Timeを変更すると、お住いの国のタイムゾーンに合わせた時刻表示にすることができます。
各指標をクリックすると、詳細を表示することができます。
下の画像はアメリカの雇用統計(失業率)のものです。
毎週第1金曜日に発表されるアメリカの雇用統計は、基軸通貨である米ドル(USD)に大きく影響を与える指標であることから大変重要な指標のひとつです。
今回の失業率の予想値6.1%は、先月の実績6.0%からやや悪化の予想となっていますが、例えば、もしコロナワクチンの接種が進み経済活動も大きく戻してきたことにより失業率も予想を上回る改善傾向が出てきた場合などは、ドルが買われ一気にドル高に進行する可能性があります。
このように、他の経済ニュースと合わせて予想を立てることにより、トレードの戦略に組み込むことができます。
マーケットカレンダー
FXGTのマーケットカレンダーとは
FXGTのマーケットカレンダーとは、株価指数やその他CFDなど、各国の祝日等によりトレード時間等に影響がある場合にトレード時間を確認することができるものです。
どんな時に使う?
株価指数やメタル、エネルギー等の銘柄をトレードする際、トレードできない日や時間帯等をあらかじめ確認しておきます。
具体的な見方
トップページから、祝日カレンダーを選択すると、以下のような画面が表示されます。
画像は株価指数のものですが、メタルやエネルギーなどについても、通常と異なる取引カレンダーの場合には同様にこのページでお知らせがあります。
以下の画像は株価指数の5月のものですが、5月31日はアメリカのメモリアルデー(戦没者追悼記念日)で米国市場がお休みのため、米国株関連の株価指数の取引はできません。
なお、時刻はFXGTのサーバー時間で、GMT+3で表示されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
FXGTのマーケット情報は、いずれもトレードする際にはとても重要な情報です。
トレード前に、あるいはトレード戦略を立てる際にこれらの情報を確認し、活用してください。
コメント